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異世界との交流9<マルクトルーク ...20081219 * マルクトルーク

第九弾。次で鋼世界は終わり! て言うかこのシリーズって需要あるんだろうか。最近サボっていた所為で文章のクオリティーも下がってるし、同じ理由で読み手も遠ざかってるし (まだ本UPしてないので、連日更新しててもサーチ等に更新報告していないし)。
次はギアス世界への介入を長々と書こうと思っているのですが、うーん。どうしよ…|||orz

途中不気味な演出に巻き込まれ、仄暗い感情まで頭をもたげたが、とりあえず話を戻そう。まだ良く原理は分からないものの (詳しく知ろうとするとまた余計なものを見せられそうなので、言及は避けた)、この世界の管理人とやらがルークを呼び寄せ、エドワードがその仲介となったのは理解した。実のところまださっぱりだが、話が進まないので理解したという事にしておく。

『身の程知らずな錬金術師』 という言葉も、詳しく聞くのならば本人達から直接聞く方が筋が通っていると思うので、ここでは保留しておこう。

問題は、ジェイドの無事と何故ルークをこの場に呼んだのか、である。それを直球で問うと、異世界の管理人はルークに向けていた指をすっとずらし、ローレライの鍵を指した。


『ローレライから頼まれた。お前の連れは無事だ』
「……うん?」


ああジェイドが無事でよかった。これで化けて出られることもない。うん、よかった、が……。ローレライから頼まれた? んん? 何を頼んだと言うのだろうか (ピシリ、と再びローレライの鍵に亀裂が入った)。


「ちょっとその前に聞いていいか?」
『何だ』
「ローレライとはどういう繋がり?」


逆行してから此方、ルークがローレライとの接触を試みたのは数知れない。逆行後真っ先にその原因だろうローレライへ向けて罵声を送ってみたが、うんともすんとも返って来なかった。恥を捨てて可愛らしく懇願してみても駄目だった (その直後、思わず音素集合体の抹殺方法を真剣に考慮してしまったのは内緒である)。

もしかしたらここは過去ではなく、ローレライの実在しない並行世界かも知れないともジェイドから聞かされていたので、半ばローレライとの接触は諦めかけていたのだが。どうやらしっかりちゃっかり実在したらしい。

異世界の管理人は地を這うようなルークの声と言葉に肩を竦め、何故か不本意そうに、そして何処か不憫そうに答えてくれた。


『あいつはお前の世界の管理人だ。俺と同じ立場だから、片方が世界を離れさえすればいつでも接触できる』
「へーーーーぇ」


それはつまり、どういうシステムなのか。一応納得したように相槌を打ってみたが、ジェイドほど頭が高性能ではないルークにはやはりさっぱりだった。後で彼の解説を待とう。


『で、あいつは自分の世界を離れて来て、俺にお前の保護を依頼した』
「……へー」
『世界は目を離すと直ぐに崩壊へ向かう。お前らを過去に戻すなんて無茶をした上で何度も世界を離れるなんて、随分フリーダムだなお前らの管理人は』
「…………」


何故だろう。のっぺらぼうもどきの言葉に、心底呆れたような嫌味の気配を感じる。特にフリーダムと言う単語には渾身の嫌味が込められていた。彼らの存在意義や仕事内容、システム云々についてはまだ良く分からないながらも、ローレライが常識外の行動を起こしたことはその口調から悟れる (心底悟りたくなどなかったが!)。

嘗てのルークも中々のフリーダム具合であったことからして、もしかしたらローレライの影響を受けていたのかも知れない。いや、それにしては同じく同位体だったアッシュは真面目で……。…いや、あいつも大概フリーダムだったか。チクショウもう全部ローレライの所為だ。ルークは涙がちょちょ切れそうになるのを堪えるのでいっぱいいっぱいになった (またローレライの鍵に亀裂が入った。しかし既に修繕する余裕もない)。


「…つーか、やっぱ俺らを過去に戻したのはローレライか」
『ああ、奴がお前の為に頑張ったらしい。微妙に失敗して他の連中も巻き込まれちまったみたいだけどな』


はは、と異世界の管理人が笑う。ルークも笑う。表面上はお花が飛んでそうなほど和やかだが、内心はザレッホ火山並みに灼熱だった。マジやってらんねぇ。


「それと、保護? 何で態々異世界の管理人に保護を頼むんだよ。つーか何の為の保護だっての」


これまで散々放置プレイをかましておいて、今更保護。しかも勝手に異世界に転移した挙句。やった方は満足かもしれないが、予告もなくやられた方としては堪ったもんではない。ついつい割と逞しく対処してしまったが。

随分規模のデカイ有難迷惑に段々怒るのも深く考えるのも阿呆らしくなってきたルークは、死んだ魚のような目を笑みで歪ませて白い管理人を見やった。思えば、こいつも可哀想な奴だ。フリーダムなローレライに、面倒事を押し付けられてしまったも同然なのだから。

勝手にルークから同情されているこの世界の管理人は、それに気づいているのかいないのか、どこからともなくそっとロール状になった紙を差し出して来た。

その紙から何やら慣れ親しんだ気配を感じたルークは、一瞬受け取らずに消し飛ばしてやろうかと思ったが何とか自重して、嫌々ながらも、そう、本気で嫌がりながらも (恐らくこの時のルークは凄い形相をしていただろう)、ばっちい物を持つように指の先だけ使ってそれを受け取ったのだった。


「……。……“久しいな、ルーク”。……この、態々クソきたねぇフォニック文字で書かれた手紙は、誰からの物か聞いていいか?」


いや、無論聞かなくてもわかっているとも。でもちょっと現実逃避したって良いではないか。ロール状の紙を解いたときにぱっと目に入った不穏な文字の数々から目を逸らしつつ、ルークは縋るように白い人を見た。次いでそっけなく無視された。こののっぺらぼうめぇえええ!!(八つ当たり)

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